ご紹介くださる先生方へ

ご紹介くださる先生方へ

多くの患者さまを紹介してくださる先生方には心より御礼申し上げます。順天堂大学浦安病院では最良の病病・病診連携を心掛けています。逆紹介でもお世話になります。
ご紹介いただいた患者さんは、しっかり検査や手術等加療いたします。その後の御加療や経過観察をよろしくお願い申し上げます。何卒よろしくお願い申し上げます。

外来診療について

外来担当医表をご覧下さい。当院では、オーダリングシステムを導入しています。何時でもご紹介下さい。予約、紹介状があればよりスムースです。しっかり検査診断し、ご報告いたします。

入院について

当眼科のベッドは54床です。常に満床ですが、決して断らないを原則に、入院加療が必要な患者さまには即入院していただけるよう配慮しています。

夜間当直について

休日も含め24時間対応しています。 現在常勤医師15名、非常勤医師10名、視能訓練士7名で診療にあたっています。

各疾患への取り組み

網膜硝子体疾患

当科では、特に網膜硝子体疾患に力を注いでおります。
糖尿病網膜症(PDR)

初期の糖尿病網膜症から重症の増殖糖尿病網膜症および難治性の糖尿病⻩斑浮腫に至るまで、それぞれの病期に合わせた治療に対応しています。内科と連携した糖尿病網膜症診療、従来光凝固に加えてパターンスキャ ンレーザーや閾値下凝固を用いた網膜光凝固術、小切開硝子体手術、抗 VEGF薬硝子体注射など、患者さんの病状に合わせて様々な治療法から選 択または、組み合わせて診療をおこなっております。

加齢黄斑変性症

抗VEGF薬硝子体内注射を中心に、PDT治療も積極的に行っています。患者様に合わせた治療法(Treat & Extend, PRN法など)を選択し提供しております。注射治療は、入院(2泊3日)・外来(日帰り)どちらも選択可能です。

裂孔原性網膜剥離

即入院・手術を原則にしています。バックリングが適応となる症例に関しては出来る限りバックリングを選択し、可能な限り早期の退院を目指しております。また、硝子体手術に関してもMIVS(小切開硝子体手術)とすることで患者さんの疼痛を軽減し、手術時間の短縮が可能になっております。

網膜静脈閉塞症

急性期症例から遷延性の⻩斑浮腫や硝子体出血症例などに対応しており、 抗VEGF療法、網膜光凝固術、小切開硝子体手術などを行なってなってお ります。

眼外傷

軽症から難治例まで24時間対応しています。いつでも、ご一報下さい。

ぶどう膜炎

原因究明も含め、しっかり治療します。

白内障

当院のSpecialtyは、網膜硝子体疾患の診断と治療ですが、白内障手術にも万全を期しています。2,000~3,000例に1例発症するといわれている術後眼内炎にも即対応出来ます。難治性白内障にも対応しています。最近では、水晶体脱臼・眼内レンズ脱臼の症例に強膜内固定術(山根式)を数多く施行しております。

緑内障

MIGS(低侵襲緑内障手術)としてはi stent®︎、谷戸式フックによる線維柱帯切開術を行っております。従来の線維柱帯切除術やエクスプレス挿入術はもちろんチューブインプラント手術にも対応しております。

遺伝性眼疾患

網膜色素変性症をはじめとし、様々な遺伝性眼疾患に対応しています。

眼形成疾患

眼瞼疾患を中心に、手術治療を行なっております。

眼瞼下垂では、適応に応じてミュラー筋タッキングor挙筋腱膜前転を選択しております。吊り上げ術が必要な患者様は形成外科と相談して治療を行なっております。

眼瞼内反では、埋没変法を第一選択としており良好な手術成績を得ております。再発例・難治例では、皮膚切開法を選択しております。

涙道疾患

涙道チューブやDCRを行なっております。

小児眼科疾患

ほとんどの小児の眼疾患に対応し、手術も行っております。